新しい駐札幌中国総領事に孫振勇(そんしんゆう)氏(55)が着任して26日、道庁に高橋はるみ知事を表敬訪問した。知事との会談では中国と北海道との経済交流などを進めることを確認した。

孫総領事は在日大使館、在イスタンブール総領事館などで勤務後、中国外交部領事司参事官、黒龍江省佳木斯(ジャムス)市副市長を経て、今月9日付で着任した。

孫総領事は日本語で「2年前に雪まつりに訪れました。北海道での勤務は初めてで、本当に素晴らしいところです」とあいさつ。「中国と北海道との文化、経済交流を一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします」と述べ、交流促進に意欲を示した。

高橋知事は自民党の二階俊博総務会長が名誉団長を務めた「日中観光文化交流団」に参加し、24日まで北京を訪問したことに触れ、「中国では北海 道への印象がとても良かった。観光や地域の魅力を中国の方々にもっとPRしたいので、お力添えをお願いしたい」と協力を呼び掛けた。

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